稲終〜江ノ電稲村ヶ崎行き最終50列車〜

江ノ電稲村ヶ崎行き最終50列車を長谷駅で撮影しているだけ。

家族写真

京王6767のイス
ついに、京王6017編成が鬼籍に入ってしまった。
近年、6000系が引退する場合は、1日中準特急や特急が割り当てられた運用に充当させ、翌日に離脱・廃車回送を行うのが主だった。
しかし、8月21日の最終運用はNo.21*1で、高幡不動から府中まで回送。府中→新宿を各停で。折り返し急行高幡不動行きで入庫するなんともやる気のない運用で離脱するという、珍しいものとなった。
当初、運用離脱予定であった2月には、高尾ヘッドマークをつけるファンサービスをする予定であったが、9004Fの脱輪事故で通常運用すらやりくりできなくなった京王線から6017Fを離脱させるわけにいかず、9004Fの復帰までの「延命」を命じられた。このあたりが隣を走るオレンジ色の電車とは違った笑えぬ逸話である。
8月4日に9004Fが運用に復帰し、ついにカウントダウンが始まった。高尾ヘッドマークをつけて最期の花道を飾るのではと考えてはいたが、そういったイベントごとはなく、ひっそりと鬼籍に入ってしまった。
推測ではあるが、2010年の京王は脱線事故に始まり、停車駅誤通過のために遮断管が降りていない踏切に電車が進入する事故が多発している。そんな中で、イベントをやるということは、世間的に疑問を抱かれてしまうから自粛したのだろうと勝手に考えている。
鉄道業としてやるべきことをしっかりやって欲しいものである。
京王線全車種@つつじヶ丘
これは、運用離脱前日の8月20日につつじヶ丘で偶然撮れた、京王線の全形式が揃ったところだ。
このような写真は、2両の6000系が2編成残っているので撮影は可能だ。今後も合間を見て6000系を撮りに行きたい。

*1:これは通称で正式な運用番号ではない